相互リンクとは
個別のサイトと相互リンクする
相互リンクとは、自分のサイトへのリンクを貼ってもらう代わりに、相手のサイトへリンクを貼る「ギブアンドテイク」型のリンク対策です。
手っ取り早くリンクを増やす手段としては有効ですが、、実際には、ネットショップ同士で相互リンクを行っている例はあまり見かけません。
理由は、同業種であれば競合が発生して、異業種であれば関連性が薄いなどの理由があるためです。取り扱い商品のメーカーなどに相互リンクをお願いするという方法もありますが、期待できるのは、あくまで補助的な効果です。とはいえ、可能性や効果はゼロではないので、上記の手順を参考にして作戦を立てましょう。
また、個人サイトのリンクを増やすには、ネットのクチコミを利用する方法もあります。利用者の役に立つコンテンツ集を作ったり、思わずブログで取り上げたくなるようなキャンペーンの展開、激安商品を提供するなどの話題作りが、結果としてリンクによるSEOにつながる事もあります。
ブログで作ったショップならば、トラックバックをしてくれたお客さんに、クーポンや試供品などのインセンティブを提供するキャンペーンを行うなどの手法も有効でしょう。なお、SEOを目的とした相互リンクサービスはリンクとしての評価が低く、参加するメリットが全くないので注意が必要です。
相互リンクを依頼する手順
1. リンク先を探す
ショップ同士であれば、双方にメリットのある相互リンクの方が提案しやすい。輸入家具を販売するサイトなら、同じ地域から輸入した食材を販売するサイトといった具合に、ある程度の関連性がありながら競合しない相手が理想です。地道に探してください。
2. 相手サイトを確認する
スムーズな相互リンクを行うためにも、相手サイトの確認は必須です。すでに相互リンクを行っているサイトの方が、話を通しやすい。なお、チリも積もれば山…とはならないのが、リンクSEO。苦労に見合う価値のあるリンクかどうかは、事前にチェックしておきましょう。
3. 相互リンクを依頼する
明らかにコピー&ペーストの定型文であることがわかる依頼文では、相手に不快感を与えかねません。少なくとも「何故、相互リンクを依頼しようと思ったのか」に関してはきちんと自分の言葉で説明すべきです。理由なしにリンクを依頼する事は失礼にあたります。
相互リンクを依頼する前に確認しておきたい点
■独自ドメインか？
一部のショッピングモールでは外部サイトへのリンクを貼る事が出来ないので、それらのショップに相互リンクを依頼しても無駄です。
■相互リンクについてのポリシーを確かめたか？
サイトによっては、「リンクポリシー」として、相互リンクに関する条件などを提示している事があります。事前に目を通しておきましょう。
■ページランクを調べたか？
なるべくなら、ページランクが高いサイトを狙いたいところです。ページランクが2未満のサイトは、SEO面で問題を抱えている可能性があるので注意が必要です。
■被リンク数を調べたか？
被リンクを調べる事で、相手サイトの重要度や評判をチェック出来ます。被リンク数と比較して、ページランクが明らかに低い場合も注意が必要です。
